〒640-8331 和歌山県和歌山市美園町5丁目3-1 雑村ビル2階D
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院長あいさつ

院長紹介

峯村 武(みねむら  たけし)

鍼灸師/ぜんまい治療院 院長

「また動ける」は、希望の種です。

止まってしまった体も、人生も、そこから芽吹く力を持っています。
私は、その力が誰の中にもあると信じて、今日も体に触れています。

原点は、雪国の丘と裸足の朝

新潟の雪深い村で育ちました。
小学生の頃は毎朝、裸足で坂道を走っていました。
グラウンドの土から丘へ、木々の間を抜け、また走る。約700m。
春は陸上、夏は水泳、秋は走り幅跳び、冬はクロスカントリースキー。
季節ごとに体の使い方が変わる、そんな日々でした。

足は速くなかった。でも、一生懸命に走っていた。
その姿を見てくれる先生がいて、結果より「取り組む姿勢」を評価してくれました。

「がんばるって、こういうことかもしれない」
その実感は、今でも私の芯になっています。

痛みの記憶と、癒しの記憶

中学では柔道をはじめましたが、背負い投げの練習中に腰を痛め、
「腰椎分離症」と診断されました。
体が動かないことのつらさ、不安、焦り。
この経験が、治療家としての視点の根にあります。

その頃、祖母の肩をマッサージすると「ありがとう」と笑ってくれました。
両親が坐骨神経痛に悩まされ、鍼治療で元気になっていく様子を見て、心の中に静かに芽生えた思いがあります。

「この手で、人の元気を支えたい」
それが、私の治療家としての出発点です。

体の声を聴くことを学んだ、京都と和歌山の現場で

明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)に進学。
国家資格を取得し、和歌山の鍼灸整骨院、そして整形外科のリハビリ科で経験を重ねました。
現場では、スピードと技術だけでなく、
言葉にならない「体の声」を聴くことの大切さを何度も教えられました。

「この人は、どこまで無理をしてきたのだろう」
「どんな想いで、この痛みに耐えてきたのか」
——そう問いながら、手を添える毎日でした。

ぜんまい治療院 開院。「巻きなおせる力」を、信じている

2010年、和歌山駅近くに「ぜんまい治療院」を開きました。
院名は、子どもと見ていたアニメ『ぜんまいざむらい』から。

『よい行いをすると、ぜんまい(ねじ)が巻かれて元気になる』
そんな主人公の姿に、自分の生き方が重なったのです。

私たちの体も、心も、ぜんまいのようなもの。
止まる日もある。巻きが弱くなる日もある。
でも、もう一度巻きなおせば、また動き出せる。

 

その力を、私は信じています。
そして、その力を信じられなくなったときこそ、私の出番だと思っています。

「整える」とは、未来をひらくということ

当院では、鍼灸と整体で深層筋・自律神経・神経系にアプローチし、体の奥から、「また動ける自分」を取り戻す治療を行っています。

施術だけでは終わりません。
セルフケアの提案、SNSでの朝のヒント発信など、
「日常の中で、自分を整え直す力」を一緒に育てていきます。

がんばれない日があっても大丈夫。
疲れて、やめてしまったことがあっても、また始められます。

体は、いくつになっても育て直せる。
それは、私自身が何度も経験してきたことです。

運動を、やめたことも、また始めたこともあるから言えること

社会人になってすぐ、ジムや水泳に取り組みましたが、仕事が忙しくやめてしまいました。
ランニングも、足裏の痛み(種子骨炎)でやめました。
コロナ禍のジムではマスクが苦しく、モチベーションも下がっていきました。

「何のために鍛えてるんだろう」
そう思ってしまったこともあります。

でも、バドミントンと出会って、また動き出した。
今も、体を動かすことで、自分を整える日々が続いています。

だから私は、続かないことを責めません。
やめた経験があるからこそ、再び始める人を、心から応援できます。

子どもと共に、「動ける」を育てている

今、高校生になった2人の子どもたちは、少年野球からそれぞれ別の競技へ進みました。
私は、親として、体を見守る専門家として、彼らの挑戦をそばで支えてきました。

知らなかった競技を知ること。
できなかった動きを一緒に学ぶこと。
そのすべてが、今の私の糧です。

「動ける」って、ただ筋肉や関節の話じゃない。
自分に向き合える力そのものなんだと、教えてくれたのは子どもたちかもしれません。

わたしの『ぜんまいを巻く』時間

いま楽しんでいるのは、バドミントンとサイクリング。
風を切って走る時間が、自分をリセットしてくれます。

それから最近は、山歩きも大切な楽しみのひとつ。
先日は葛城山へ。
その季節ならではの空気、色、植物の姿に、体も心も静かに整っていきます。
登りきったあと、また下山して帰ってきたときの、「戻ってきたぞ」という感覚と達成感は何度味わっても格別です。

読書は、家ではなかなか進みません。
だからこそ、カフェで過ごす静かな時間が、わたしにとっての“整う場所”です。

 

それぞれの人に、それぞれの整え方がある。
治療の現場でも、その感覚を大切にしています。

最後に —— そのぜんまい、まだ動きます。

今、もし体がつらいなら。
疲れが抜けず、やりたいことができず、不安になっているなら。

どうか知っていてください。
止まったように見えても、ぜんまいは、巻きなおせばまた動きます。

そしてそのぜんまいは、あなたの中にも、ちゃんと眠っています。

院長 峯村武(みねむらたけし) プロフィール

資格

はり師・きゅう師(国家資格)

略歴
  •  出身地:新潟県・雪深い山間の村

  • 学歴:明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)卒業

  • 臨床歴:施術歴25年(2025年現在)

  • 勤務経験:鍼灸整骨院、整形外科リハビリテーション科勤務

  • 開業:2010年1月「ぜんまい治療院」開院 (和歌山駅徒歩3分)今年で15年

  • 専門分野:深層筋への鍼灸アプローチ/自律神経調整/セルフケア支援

  • 現在の取り組み:慢性痛・再発予防に特化した施術/LINE・SNS・動画などでセルフケア発信

  • 趣味:バドミントン/サイクリング/山歩き(最近は葛城山へ)/カフェ読書

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