自律神経のバランスが崩れてるのは姿勢のせい？

姿勢の悪さが自律神経に与える影響を理解するために、少し詳しく見てみましょう。

自律神経は脳の下垂体がホルモン分泌をすることで、そのバランスをコントロールしている。自律神経が乱れるのは、血流が悪くなってこのホルモンの分泌が悪くなるから。

背中が丸まってしまうと、背骨の動きが制限され、頭が前に突き出る傾向が生まれます。

これによって、頭と首の間には不必要な圧力がかかり、筋肉が引っ張られる結果、血流がわるくなって自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

具体的には、姿勢の悪さによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、ストレス反応が増加することがあります。これは、心臓の鼓動や血圧、消化などの自律的な体のプロセスに影響を及ぼします。

では、どのように姿勢を改善して自律神経のバランスを整えることができるでしょうか？

1. 意識的な姿勢の矯正

意識的に背筋を伸ばし、頭をまっすぐに保つよう心掛けましょう。座ったり立ったりする際に、姿勢を意識的に改善する練習を行いましょう。

2. 適切な椅子やデスクの使用

勤務中に適切な椅子やデスクを使用し、姿勢をサポートしましょう。デスクワークをする人にとっては特に重要です。

3. 運動とストレッチ

日常生活に運動やストレッチを取り入れることで、筋力を向上させ、姿勢を改善できます。ラジオ体操やウオーキングなども一つの方法です。

4. 整体や鍼灸の活用

専門家の手による整体や鍼灸療法は、姿勢の改善と自律神経のバランス調整に役立ちます。当院の専門分野でもあります。

姿勢の改善は、自律神経の調整において非常に重要な要素です。正しい姿勢を保つことで、体と心の健康をサポートし、ストレスや不調の軽減に貢献します。

日常生活での姿勢に気を付け、自律神経のバランスを整えましょう。