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腰痛に効果的なコルセットの使い方

腰痛に効果的なコルセットの使い方

急な腰痛のときには着けると安心なコルセットですが、慢性の腰痛でも同じように使用することは止めてください。

コルセットの使い方を間違えると腰痛には逆効果になってしまうからです。

ぎっくり腰になってから再発が不安でコルセットを手放せない

腰痛が気になるので寝るときもコルセットをしている

コルセットを腰や背中に巻いている

あなたがこのような使い方をしているのであれば、コルセットの使い方を間違っています。

どうせ使うのでしたら正しい使い方で腰痛を和らげて行きたいですよね。

今回はコルセットの効果的な使い方について解説してみます。

腰痛にコルセットをどう使うべきか

ぎっくり腰になって安静にしている女性

コルセットは腰を支えているインナーマッスルのサポートをしてくれるので、腰を安定させ痛みを緩和する効果が期待できます。

ただ、コルセットが腰痛を治してくれるわけではありません。

漫然と毎日着け続けても意味はなく、長期間着け続けることで腹筋や背筋が低下し腰痛が悪化するリスクもあるので使用場面を見極めましょう。

急な腰痛

ぎっくり腰のように急に起こる腰痛では、基本は安静ですので動かない方が良いです。

しかし、寝ているほどの痛みではなかったり、仕事や家事で動く必要がある場合には動くことで痛みが悪化してしまうことがあります。

コルセットを着けることで腰の負担を減らし、痛いながらでも動くことができます。

数日で痛みが引いてきたら、腰に負担がかからないときには使うのを止めましょう。

慢性の腰痛

慢性の腰痛でコルセットを着けるのは、腰に負担をかける作業をすると分かっているときです。

力仕事で重いものを運んだりや介護(看護)で人を支えるときには、その重みで一気に大きな力が腰にかかってしまいます。

繰り返し腰に負担をかけていると、治まっていた腰痛が悪化してしまうことがあります。

しかし、コルセットを巻いているとお腹に力が入りやすくなり、腰だけに負担がかからないようになるので腰痛の悪化を予防できます。

 

腰痛に効果的なコルセットの巻き方

コルセットを巻く位置
コルセットを巻く位置

コルセット巻く位置は、青のゾーンです
背骨と骨盤を安定させることで腰痛の緩和につながります

腰痛にコルセットというと痛いところや腰に巻けばいいと思っていませんか?

どんな時に使うかも大切ですが、コルセットを巻く位置がとても重要です。

図で言うと赤のゾーンです。ここですと腰のコルセットというよりも背中ですね。

これでは骨盤が固定できていないので腰痛に効果が出にくいです。

コルセットは青のゾーンに巻きましょう。

コルセットの上端がおへその高さにくるようにすると背骨、骨盤を安定させることができ、腰痛を和らげることにつながります

コルセットを正しく使うことは腰痛を和らげることにもつながります。

ただし基本は対症療法ですので、いつも腰痛があったり、ぎっくり腰を繰り返しているような場合は、姿勢の悪習慣からくる体のゆがみで筋肉や関節に問題があることが考えられます。

放置することでお体の状態が悪化していくのを止めるために、専門の治療院に診てもらうことをお勧めします。

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