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新型コロナワクチン接種後に悪化した腰痛は副反応?それとも⁈

腰痛,新型コロナ,ワクチン

コロナワクチンの接種後に発熱、関節の痛みとともに腰痛が起こる例が報告されています。

これは皆さんもご存知のように接種による副反応の一つです。

多くの場合2,3日でその症状は治まってきます。

しかし、中には1週間たっても腰痛がつらいと訴えて来院される方もあるのです。

なぜ接種によって腰痛が悪化したり、長引いたりしているのでしょうか?

今回は、その原因と対策について解説します。

長くなりますが最後までお読みいただき、あなたの腰痛が少しでも楽になれば幸いです。

なお、新型コロナウイルス感染症の後遺症で腰痛がつらくお困りの方はこちらをご覧ください。

新型コロナワクチン接種後の副反応と腰痛

腰痛,コロナワクチン接種

副反応の症状と割合

コロナワクチン接種後の副反応には次の表のような症状が見られます。

コロナワクチン接種後に起こる腰痛に関してまとめましたので、以下の項目をチェックしてみてください。

  • 接種後から起こる腰痛は、副反応の筋肉痛や関節痛と関係していると考えられている
  • コロナワクチン接種後も1週間以上筋肉痛(腰痛)が続くのは稀
  • 接種後2~3日以降に現れた腰痛は副反応の可能性は低い
  • カロナールやロキソニン等の鎮痛剤の服用や貼付(湿布等)で変化がなければ、筋肉や骨格に起因した痛みの可能性がある
  • 長く続いて、動くと痛みが出る腰痛➡筋肉や骨格に起因
  • 症状が数日~1週間以上続いて不安な方は一度整形外科の受診がお勧め

 

実際にワクチン接種後、腰痛を感じられた方は他の副反応が治まるとともに腰痛も治まっていきました。

ご心配な方は、接種を受けた病院や診療所など医療機関や主治医にご相談ください。

 

しかし、そうではなく副反応が治まってから腰痛だけが起こってきた場合には別の理由が考えられます。

ワクチン接種後に腰痛が悪化し、当院に来院される方々にはある共通点があります。

それは、元々腰痛の既往があり、接種後の副反応が治まるまで寝込んでいた期間が長かったということです。

 

寝込むことで何が起こるのか

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寝込むことで腰痛が悪化

寝ていると体が楽なはずなのに、なぜ腰痛が起こるの?と思われるかもしれません。

実は寝ている姿勢が腰に負担をかけてしまっているのです。

 

1.寝返り回数の減少

接種後に腕の痛みが強いと、痛い方を下にして寝ることができません。

そのため、寝返りできずに筋肉や関節が硬くなりやすく、腰に負担がかかります。

2.長時間、体を動かさなくなる

発熱で寝込んでしまうと寝ている時間も長くなり、動かないため腰に負担がかかって腰痛を起こしやすくなります。

 

日ごろから腰痛が気になっていた方の場合、寝込んだことで腰に負担がかかるため、「ワクチンのために腰痛が悪化してしまった」となってしまいます。

「熱が下がってやっと日常生活に復帰できる」という時に腰痛が悪化してしまうと、「まだ副反応が続いているの…」と不安になりますよね。

しかし原因が副反応ではなく、寝込んでいたことで腰の筋肉や関節にトラブルなのであれば、そこに対応していくことで腰痛は改善できます。

コロナワクチン接種後に起こる腰痛への予防法

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あおむけ寝はひざ下にクッション

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横向き寝はひざの間に

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シムス位もおすすめ

まずは寝ているときの腰の負担をできるだけ減らすこと。

腰痛を起こさない、寝込んでいて腰が痛いときにどう寝たらよいか解説します。

1.あお向けでは膝の下にクッション

通常のあお向けでは、腰が緊張してしまいます。

膝が曲がると腰の背骨のカーブが自然になり、緊張が和らぐため楽です。

2.横向き寝では膝の間にクッション

横向きで寝やすい方向を向きます。

膝の間にクッションを挟むことで、腰の筋肉が引っ張られず痛みが出にくくなります。

3.シムス位もおススメ

こちらは妊娠中でもリラックスして眠れる寝姿勢です。

痛みのために寝返りがつらくて、眠れない場合におすすめです。

枕、クッションを用意していただき、イラストのように寝てみてください。

イラストでは左がしたになっていますが、右を下にすることも可能です。

今回3つの寝姿勢を紹介しましたが、ご自身でやってみて楽だなぁと感じるものを選んでいただければと思います。

 

 

コロナワクチン接種後に起こる腰痛への対処法

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まずは温めましょう

基本的に熱が下がった後、動ける範囲で行うようにしてください。

対処の方針は「こわばった筋肉や関節を緩め、動けるようにすること」です。

1.温める

入浴して体全体を温める。(熱すぎない温度で)

使い捨てカイロを腰や背中に当てる。

まずは動かさずに温めることから始めてください。

2.ゆっくりストレッチ

痛みにもよりますが、安静にしていても腰痛はなかなか良くなりません。

ただ、いきなり腰のストレッチをしてしまうと痛みが悪化してしまう恐れがあります。

こちらの体操から始めてみてください。

色々やってみても治りが悪い場合

これまでご紹介した内容を試してみても、なかなか効果が感じられない場合はどうした良いでしょうか?

考えられるのは2つ。

  • 筋肉や関節以外、何かほかに原因がある
  • 腰痛への負担が大き過ぎる

ワクチン接種後、腰痛以外にも何か症状が合ったり、ご心配な方はまず病院へ行って診てもらってください。

それでも何もなかった場合には、腰痛を起こしている原因と向き合うことが大切です。

痛み自体は筋肉の緊張が強く、血流が悪くなっていることで起きています。

腰に負担をかけてしまっている原因には、身体のゆがみ、バランスの崩れ、冷えなど様々です。

そこまで来ると、セルフケアだけではどうしようもありません。

腰痛の専門家に診てもらうことをおすすめします。

ネット検索でたどり着く方が多いためか、当院にはコロナワクチン接種後に腰痛でお困りの方からの問い合わせをよくいただいています。

腰痛が長引いたりしてお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください。

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